2012年02月

2012年02月16日

2月14日、バレンタイン。
多くの女性から頂いたチョコレートを
10tトラックいっぱいに積み込みました。

大型荷受NO2

・・・・夢を見ました。

でも、娘から二つもチョコレートを貰ったんです。

ひきがえる

かえる!
ZOOLOGY(ズーロギー)はリアル動物チョコレート。
工具チョコレートとともに、ネタ系バレンタインチョコ
の二台巨頭だそうです。
バレンタイン限定品でWEB上に情報が載ってないので
みんな「どこに売ってるの?」状態なんだそうです。

コーヒースプーン

もうひとつは、コーヒーのスプーンの形をしたチョコレート。
熱いコーヒーの苦味と、溶けたチョコの甘みが絶妙。
カップ&ソーサーは、ロイヤルアルバート。
オールドカントリーローズ。
これって紅茶を飲むティーカップでしたね。
コーヒーを注ぐと、やっぱり違和感が・・

ん?二つチョコを貰ったということは・・
やっぱり、お返しも倍ってことですよね?

さて、春のオープンを目指す、冬樹庭園のガーデン。
このほど名称が決定しました。

   とうじゅの庭 ~石畳とローズのアンティークガーデン~

詳細は今後、冬樹庭園のHPや、Botaブログでも
紹介していきますのでチェックのほう、よろしくお願いします。


冬樹社長fuyukitabata at 22:16│コメント(8)トラックバック(0)

2012年02月13日

大型トラックで運んで来た岐阜の蛭川石(ひるかわいし)

石と湖

究極のエコガーデン。
コンクリートを使わない、石の駐車場です。

始まり

「さあ、幸福な時間の始まりです♪」
人間重機。大きな石は50kgを超えています。
丹田に力を込めるので、なぜか腹に汗をかくんです。
ひと月も続けると、なぜか手のひらがグローブのように
膨らんで大きくなります。
不思議ですね。

「俺の手のひらは肘まであるんだ、と嘯いて石を持て」
昔、師匠に教わりました。

三人

石をバールで何度も突き固めます。
突く角度を変えたり、膝で押さえたりと、熟練すると
バール一本で自在に石を操ることができるように
なってきます。
ただ、どんなに熟練しても、手がグローブのように
なったとしても、安全靴と皮手袋はだけは欠かすことは
できません。
大事なところですね。

駐車場石畳2

自由な発想で創るアートスティックな庭。
しかし、作庭は何でもアリではないんですよ。
必ず守らなければならない最低限のルールはあります。
たとえば、生態系を壊す、特定外来種を植栽しないことや、
構造的な安全性の遵守など・・ですね。

絵画などの芸術とは、少し違う部分でしょうか。
大事なところですね。


冬樹社長fuyukitabata at 18:25│コメント(4)トラックバック(0)

2012年02月10日

相模湖湖畔

さて、湖畔に建つ家の庭。
今日も湖面が綺麗に輝いています。

無心帰大道(むしんなればだいどうにきす)。
来る日も来る日も無心に作庭に取り組む日々です。

DSCN2425

玄関前は石の延段を造ります。
今回使うのは大中小の美濃石(みのういし)。

DSCN2139美濃石

まずは産地に飛んで、石選びから始めます。

みのう施工

何年やっても、創る苦しみと、楽しみと・・・
やがて、いかなる作意もなく、無心に手が動いて
おります。
大道に帰す~か?

延段みのう

幾年月、幾世代、暮らす人や訪ねる人のさまざま
人生の歩みを刻んでいくのでしょう。

見せるキッチンガーデン

見せる畑。キッチンガーデンには既存の御影石の
石板を再利用。
古いものを大切にするヨーロッパの都市では石を
リサイクルして何百年も使ってますね。

信州スリ

ファサードから庭に続く園路は、信州スリ石(信州鉄平石)を。

石組は、いわば庭の骨格のようなもの。
ガイコツですな。
これから植栽等で肉付けをしていくわけですが、
何事も骨組みが、とても大事なんです。


さて、かえるのペンダントヘッド。
ご存知、メメちゃん。

sangod

どうしても太い喜平ネックレスチェーンに付けたくて、
インディアンアクセサリーのカリスマ、SAN GODさんに
お願いして、・・・マルカン?
マルク=アン=ベルエルじゃなかった、
丸カン、大きめの丸カンを作って貰いました。

銀の線材をバーナーで炙って曲げる、輪にする。
焼きを入れる。切る、削る、磨く。
さらにレーザー光線でバチッバチッと溶接する。

さすが、職人芸。
伊達に東京福生の米軍基地前に店を構えてない。
まったく無駄がなく、無心に手が動いてます。

間違いない。
大道に帰してますね。これは。


冬樹社長fuyukitabata at 23:24│コメント(5)トラックバック(0)

2012年02月03日

強い寒気による降雪をものともせず早朝、岐阜から
10tトラックで石材が到着しました。

大型荷受

運転手のOさんは、石を運び続けて幾数十年。
ベテラン中のベテランです。
社長の亡き師匠とも懇意にしておられたとのことで
懐かしい思い出話に花が咲きました。
人の縁というのはホント素敵ですね。

ひるかわ飛石

岐阜の蛭川石(ひるかわいし)。
大型トラックで、施主邸に乗りつけるのも憚れるので
置場で3tトラックに積み替えて、数回に分けて運搬
するのです。
本当に良いものは、「ネタは小出しに、もったいぶる」
の精神ですよ(笑)。

それにしても、様々な人から亡き師匠の名を聞くたびに、
師の足跡の大きさに「心服」するとともに、見えない絆で
後押しされていることを、あらためて感じ入るわけです。
「人はひとりの力でモノを成し遂げられるわけではない」
こころから、そう思いますね・・・


さて、こちらも届きました。

メメちゃん

工房「落花生」デザイナー田中眞理さん作のペンダント。
かえるアクセサリー評論家を自負する社長を唸らせた、
躍動感ある今にも動きそうなカエルの彫金。
カボッション・エメラルドの目がチャームポイントで、
メメちゃんという名前がついています。

リアルななかにもユーモラスな雰囲気は、
京都高山寺の国宝紙本墨画の絵巻物
鳥獣人物戯画のカエルが重なりますな。

またまた心服しました。


冬樹社長fuyukitabata at 22:41│コメント(3)トラックバック(0)

2012年02月01日

湖畔の家

森と湖。
なんと庭から眺めた景色なのです。
手を伸ばせば、まるで水面に届きそう・・・

こんな羨ましい湖畔に建つ家の庭づくり、
着工しました。

ベース工事

家屋はすべてこだわりの自然素材で出来て
いますが、駐車場もコンクリートは使わず、
厚い敷石を組んで造らせて貰います。

そのため床付は必要以上に念入りに。
路盤砕石も20~30cm厚に転圧します。

畑工事

キッチンガーデン。
家庭菜園も土地が広いので、本格的です。
土の入替えも重機をフル稼働すれば楽ですよね。

これからの畑は、庭の隅に目立たなく作るのでは
なくて、もっとスタイリッシュに、そして皆が楽しめる
「見せる畑」へと変えてゆく。
そんな提案をしています。

恵まれた景色を生かした庭づくり、
これから腕の見せどころです。


さて、高台にある邸宅の庭の石畳が開通しましたよ。

石畳完成

心地よいカーブ。
必要以上にクネクネさせないように気をつけなくては
なりません。
さらに技術的なことを云えば、手前は大きめの石を
つかい、奥は小さめの石をつかう、また手前は、やや
道幅を広くし、奥は気持ち狭くする。
こんなことで目の錯覚を利用して、奥行きをかなり広く
見せることができるわけです。

前回のブログで石畳を紹介したところ、多くの方々から
問合わせをいただきました。
石組みは作り手の感性や人間性が如実にあらわれる
ものなのです。

久遠(くおん)の昔、まだ人類が言葉を持たなかった頃、
人は石の置き方で相手に感情を伝えたともいいます。
上手に組まれた石は静かに、そして雄弁に多くのことを
語りかけてくれることでしょう。


冬樹社長fuyukitabata at 01:01│コメント(3)トラックバック(0)